建築物の資料を探していました。
イメージは中国庭園のあずま屋、それっぽい建物をネットや図書館で色々探して回ったものの、いまいちピンときません。それもそのはずで、自分が探していたのはあずま屋の屋根の裏側の構造。本やネットは外観がメイン、屋根裏の構造まで細かく載っているものが見つけられませんでした。
もういっそ、直接中国に見に行けばいいんじゃ?いやいや、そこまでは。
なら、チャイナタウンかな?でも本格的な建築に出会えるかな・・。
それなら中国建築の影響を受けている日本のお寺とか・・・でもやっぱりちょっと違うかな・・・。
と、まごまごしつつネットサーフィンを続けていると、鳥取に「燕趙園」という本格的中国建築の庭園があるという情報が!
これはもう行くっきゃない。というわけで、ちょうどお暇を頂いているわたしは、翌日さっそく鳥取に行ってきました。
現地に到着したところです。駐車場の門からして立派。期待に胸が高鳴ります。
中国の技術者と共同で建築した建物だそうです。ドキドキ!
結論としては、探していたあずま屋的建物は2か所ほど見つかりました!
ガッツリ屋根裏の形も拝見することができ、大興奮です。交通費を取り戻さんがごとく、写真を撮りまくってしまいました。屋根裏だけで50枚くらい撮りました。
そのほかにも庭園内は中国的建築や装飾がいたるところに施されていて、参考になりました。
今回は資料集めに徹するつもりで来ましたが、庭園内の景観の美しさに、思わず足を止めて癒されることが多々ありました。
近くにあったら年パス買って通いたかったです。
そしてさらに思いがけず中国雑技の変面のパフォーマンスも見れたりして、これがまた刺激的でした。
急遽行くことになった弾丸旅行でしたが、資料探し抜きにしても、満足度の高い観光地でした。
資料が揃ったので、帰ったらさっそく下書き開始です。
今年中に完成できたらいいなぁ。