※ストラテラ・双極性障害に関する記録です。超長い+繊細な話題なのでご注意ください。
※医師の回答の項目以外はすべて私の感覚と感想であり、憶測の域をでません。ご了承ください。
こんにちは。
体調が2月末くらいから徐々に落ち込んでいましたが、ちょっと持ち直しました。
一番落ち込んでいた時期にそれとは関係なく花をもらって、少し落ち着きました。感謝。
そして、最近ストラテラについての記事を書いたばかりですが、ストラテラの効果に変化が感じられたので、最近のメンタル不調の原因と絡めながら考察・記録した記事を書きました。
- ◼️メンタル不調の原因考察その1「副作用による体調不良」
- ■メンタル不調の原因考察その2 「PMSコンボ」
- ◼️メンタル不調の原因考察その3「ADHD特性の強まり」
- ◼️メンタル不調の原因その4「ストラテラをきっかけとする双極性障害の悪化」
- ◼️医師の回答
- ■薬を変えるかどうか
- ■対策
- ◼️心で脳のコントロールはできない
- ◼️その上で意識すること
- ◼️投稿ルール
- ◼️ここで持病や特性の話をする理由
◼️メンタル不調の原因考察その1「副作用による体調不良」
まず2月末から別の治療で飲んでいた抗菌薬の副作用で吐き気、めまい、頭痛などが強く出てしまい、飲むのをやめてからも身体不調がなかなか戻らず、その後ずるずるとメンタル不調が強くなっていきました。
なのでその副作用による身体不調が大きなきっかけとして考えられます。
■メンタル不調の原因考察その2 「PMSコンボ」
私はピルを服用しているので、PMS症状はかなり軽減されています。
ただ今回は
抗菌薬の副作用で体調が悪くなる⇒ホルモンバランス崩れる⇒PMS期間がかぶる
のコンボがキマってしまったので、メンタルが大きく崩れたとも考えられます。
実際月経始まった時もピル飲んでない時くらいの症状が出たので、ホルモンバランスが崩れていたんじゃないかなと思っています。
◼️メンタル不調の原因考察その3「ADHD特性の強まり」
体調+メンタルが悪くなると同時にADHD特性が強まるのも感じました。
↓ADHD特性が強まったと感じられた事象
・不安なことを次々考えて止めるのが難しい
・回復期に少し創作意欲が高まる
↓同時にストラテラの効果が持続していると感じた事象
・次々と物事を考えるが、ひとつづつ考える。同時に色々考えて混線・パニック化することはなかった
・意識すればある程度考えるのを止めることができる
ADHD薬のストラテラは血中濃度が常に一定なので、コンサータのように効果が薄まる時間はないのですが、単純に身体が疲れたら認知機能は低下するので、ADHD特性が強まったと感じたのはそのせいかもしれません。
つまりストラテラの効果は持続しているが、別の薬の強い副作用によって体とメンタルが弱り、パフォーマンスが落ちた可能性があります。
◼️メンタル不調の原因その4「ストラテラをきっかけとする双極性障害の悪化」
ストラテラ飲み始めてから、双極性障害が悪化して躁転からの鬱になってた説です。
ストラテラを飲み始めてから能率が上がった事が嬉しくて活動量を増やしたり、イライラが強くなったと感じたり、躁症状っぽさが見受けられました。
それが件の抗菌剤の副作用で一気に躁→躁鬱混合→鬱状態になったのかもしれません。
ただイライラについては発現の仕方が今までの躁症状とはちょっと違っていて、ストラテラの副作用なのかも?とも思いました。
例えば調子が悪い時に嫌なことがあったら…
(ストラテラ使用前)少しモヤモヤする→あれはやっぱり嫌だった と後からじわじわイライラしてきて落ち込む
(ストラテラ80mg服用中)すぐ嫌!と表に出す。カッとなる。感情は持続しにくい
このカッとなりやすい症状、私自身はちょっと自己嫌悪気味でした。でも基本的には軽くてむしろちょうどいいくらい、と家族はいってくれて、そんなもんなのかなーと思っていたのですが、体調悪化⇒メンタル悪化した流れで、些細なことで今までに無いくらい家族に物凄く怒って当たってしまい、そのことをきっかけに更に強い鬱状態になりました。
私は長年、躁鬱(双極性障害)の薬は飲んでいますが、社会復帰するためもっと多角的な治療がしたいという思いがあり、ADHD薬に踏み込んだ所もあります。(双極性障害はADHDの二次障害
なので、ストラテラをはじめた事をきっかけとする躁転説だとすると本末転倒感が辛いです。
◼️医師の回答
メンタルの不調について上記の色々な事象と憶測を交えて主治医に相談したところ、
「原因が色々あって特定は難しい。イライラについてはストラテラの易怒性よりも、双極性障害の症状が出てるんじゃないですかね。あと単純に集中する時間が増えて疲れたのでは?」といわれました。概ね意見が一致していました。
「一旦ADHD薬を『インチュニブ』に変えてみませんか」と提案されました。
「作用はストラテラとそれほど変わらないが、イライラにはインチュニブのほうが効きやすい。副作用や効き具合に個人差があるけど、やってみるのもいいと思う。」とのことでした。
■薬を変えるかどうか
悩んだものの、今回の不調が色々重なりすぎているし、やっと効果が感じられるようになって体の変化にも慣れてきていたストラテラを今変えるのはしんどいと感じました。
なのでとりあえず一旦はストラテラで様子見させてもらうことにしました。
今後、インチュニブを処方してもらうことも考えてはいます。
ただ、調べてみるとインチュニブはストラテラよりも多動性衝動性を抑える力が強いようでした。
精神不調が減る分、創作意欲も今よりなくなるのかなぁと。
今も前よりは意欲が落ち着いていますが、集中力が上がった分、結構いい塩梅なのかなと思えてきていたので、今より減るとなると、どうかなぁと思います。
私にとって大切なことは「寛解を保ち穏やかに生きる事」ですし、最悪、慣れてしまえば、創作しなくても平気になると思います。
それにいままで、絵を描かない期間を何回か経ていますし、数年描けなかったときもありました。
そのときは自殺に追い込まれるほど苦しかったけど、次第に「描かない人生」を受け入れられるようになりました。受け入れてからは、自分を遠くから見ているような感じでした。なんだかその頃はむしろ、絵を描いているときよりも平和で、穏やかで、暮らしやすかったです。
なのでまた絵を描きたくなった時は、うれしかった反面、また苦しくなって周りに迷惑をかけてしまうのかなと、複雑な気持ちでした。
絵に限らず、双極性障害にはよくあることと思います。
自分らしさと生きやすさ。
どっちも選べたらいいけど、現実的には難しい。
それでも、自分や家族にとって良い落としどころはどこかということを、よくよく考えて、見極めていきたいと思います。
■対策
一旦ストラテラを継続することになったので、1日あたりのタスク量を調整していこうと思います。
能率が上がった分無理をしていたかもしれないので、以前と同じタスク量に戻しました。
変更前:3~6時間(タスク数2~4)
変更後:0.5~3時間(タスク数1~2)
※食事家事や趣味の時間は別
また、タスクの難易度、掛け持ち量、切迫度などを視覚化して健康を第一に調整をしていければと思います。
パフォーマンスの低下もメンタル不調も、疲れが引き金になる場合があります。
「ストラテラで処理能力が上がってもバッテリー容量はそのまま」
という意識を持って充電切れを起こさないようにタスク管理をしていくことが、ひとまずの目標です。
※突然のイベントなどで大量消費して低電力モードに入ることは避けられないと思う。そこは諦めも必要。
◼️心で脳のコントロールはできない
能動的な変化が多い分、寛解の維持が難しい現状です。
でも暮らしを良くしていくために変えていくと家族と相談して決めたことだし、準備はしてました。
けどやっぱりひとたび急激に悪化すると、認知機能が下がって、コントロールが厳しくなります。
理屈ではわかっていても、頭が思うように動いてくれないのは辛いです。
でもそれは、心の持ちようとか、気合いが足りないとかではないです。
心とは脳の作用によるものなので、無理な時は無理という諦めも大事です。
◼️その上で意識すること
その上で、普段から私が意識していることを共有しておきます。
脳の作用によって心が変化する事は避けられないですが、意識付けによって悪化する事を避けられる可能性は高くなります。
感情のコントロールが難しいと感じる時にすること
・なるべく早く主治医に電話で相談
・可能な限り休む(趣味も人間関係も
・美味しいものを食べる(専用経費として普段から用意しておくと使いすぎや罪悪感が減らせる
・体をあたためる
・情報をできるだけ遮断する
・考えを書き出し、感じた事と事実を切り分ける(認知行動療法
・これらができない場合も否定せず「それも自分」として受け止める
・否定してしまう場合も「否定的に思っている自分」を俯瞰的に受け止める(時間がかかってもいい
参考までに
◼️投稿ルール
今後も時々こういう闘病話をすると思いますが
メンタル悪い時は書かない🙅♀️
自分や他の人を否定する記事は書かない🙅♀️
など、なるべくフラットな視点を心がけて書いていくつもりです。
でも、前述の通り、どんなに心がけたところで間違うことはあるし、合う合わないもあります。
読んでて辛い、疲れるなーと思ったら、距離を置いてくださいね🍵
◼️ここで持病や特性の話をする理由
それでもこういう繊細な話題を書こうと決めたのは、私自身、ネットで闘病記録をつけている方々のお陰で病気への理解を深めてこれた部分があるからです。
私が双極性障害と診断された当初は、自分が病気だという認知がなかなか持てずにいました。
しかしネットで色々な人の体験談を見ていくうちに「自分の困難は、甘えじゃなくて病気のせいだったんだろうか」と、だんだん当事者意識を持てるようになりました。
特にSNSでは、病気のことに加え、受けてる支援、考え方、日常や趣味仕事のことも一個人として発信してくれている人をたくさん目にしました。
その中で、同じような悩みを持つ人に共感したり、自分では言語化できなかった症状や気持ちに気付かせてもらったり、新しい視点を得たり、同じ病気を抱えていても色んな生き方がある事を知ることができたり、なにより、自分だけじゃないということが心の支えでした。
だから私も無理のない範囲で自分の事を書きたいと思いました。
私の場合、このブログで、自分の特性、趣味、その他もろもろ…気ままに更新できたら良いと思います。
今、絵もちまちま書いたりしてるので、また完成したら載せますね。アデニウムアラビカムが目覚めたら、それについても書きたいです。
それではまた〜